音楽ブロガーたちが集まってお送りするパーティ"Spinning"無事終了しました!
集まってくれたすべてのお客さん、美人の奥さんといらしてDJプレイでも大いに場を楽しませてくれたbeatjunkieさん、今回この場を快く提供していただいた特異点のジローさん、そして改めて誘ってくれたShooterさん、マチュ君に感謝です! DJ陣は、やはりそれぞれの個性があふれる内容で、音楽的には非常に濃い時間となったのではないでしょうか。 Shooterさんはヒップホップ、ダブステップ、ディープハウス、JPOPまでと多彩ながらも一貫したセンスで見事な流れを作っててメチャクチャ気持ちよかった。 自分は数年ぶりのDJということで事前に何度か実家と家を行き来しレコードを集めてきてはいたんですが、なかなか曲を決められずに当日を迎えてしまいとりあえずレコバッグ2つに持てるだけ持って参加。 四つ打ち多めでとだけ決めて、あとは完全ノープランで臨みましたが途中まで時間長いな~とか余裕こいてたら意外に早く終盤となってしまって、最後は急いだ感じでバタバタッとデトロイト(っぽい)テクノをかけた形に。まぁこんなものですねw beatjunkieさんはニューウェイブからハードテクノへ繋げる貫禄のプレイ。名曲もちらほらでガンガンに盛り上がってましたね~。 トリのマチュさんは新譜を中心にハウスやテクノをとにかく自在にスピン! クラブ好きにはたまらない内容でとにかく酒がすすんでしまいました。。 また次回も開催したいと思っていますので今回の反省点をまとめつつぼちぼち準備に入っていければと思います。どうもありがとうございました。 最後に、みなさんトラックリストを掲載してるので自分もちょっとがんばって約90分の間でかけた曲を、レコバッグ内の並びをヒントに覚えてる範囲で記します。 一部曲順が危ういですがおそらくこれで全部だと思います。 Tracklisting #
by soundscope_b2fr
| 2010-03-22 18:31
| イベント/ライブ
FACT magのBroken Beat名盤20選に勝手に便乗企画の第2弾です。(前回はこちら)
今回もFACTの本文と合わせてどうぞ↓ http://www.factmag.com/2010/03/08/20-best-broken-beat/ 06: Son Of Scientist 『Theory Of Everything / Ion Steel』 (Main Squeeze 12″, 2001) 僕のなかでは4heroと並ぶ最重要キーマンの一人が、このIG Cultureである。 IGといえばメインはNew Sector Movementとしての印象が強いと思いますが、このS.O.S.名義は本作を含むEP2枚と、コンピやリミックスワーク等でたまにクレジットされる程度で残念ながらCD化すらされておらずしかし、ぶっとく強烈なシンセベースにバスンバスン打ち込まれる硬質ビートというフロアで最も威力を発揮するタイプの作風で、本作は"万物の理論"なんて仰々しいタイトルも含め、特にお気に入りの一枚。 我が家では今だ現役でちょくちょくターンテーブルに乗っかります。
[試聴] 07: Kudu 『Space / Transit』 (Bitasweet 10″, 2001) Kudu=Domu+Seiji+Mark De Clive-Loweというドリームチームによる10インチ。 両面ともに、最高峰のドラムプログラミングと固めのベースサウンドにスリリングなシンセやストリングスが、Twistedなファンクネス溢れるブロークンビーツとなっている。 のちにこのメンツにBembe Segueを加え、オランダのKindred Spiritsレーベルから前衛ジャズダンスミュージカル"Legend Of The Underground"のサントラ作品を発表していますが、そちらもまさに本作の延長線上にあると感じます。 [試聴] 08: Domu 『Save It』 (2000 Black 12″, 2001) ブロークンビーツ創世記から現在まで、シーン拡大に多大な貢献をした人物といえばまずこの人。特にその複雑極まりなく、かつフロアを爆発させる心身ともにクるビートプログラミングのセンスは群を抜いていて、もしビートの組み方に特許などがあったら彼は世界トップクラスの発明王となっていたでしょう。活動復帰を心から望んでいます。 さて本作は、シンガーFaceをフィーチャーしたお得意のつんのめりビート炸裂の歌モノブロークンで、リリースから長きに渡ってスピンされまくっていました。 ちなみにヴォーカルディレクション(歌録りの指示ね)のみ4heroが担当。 [試聴] 09: Afronaught 『Transcend Me』 (Apollo 12″, 2001) ブロークンビーツ・シーン最大にして永遠のアンセムといえば、この曲を置いて他に無いだろう。イントロからラストまで終始ドラマティックかつ、何者にも 替えがたいこの高揚感は間違いなくトップクラス! ハウスミュージックのプロデューサーからこの世界に入ったAfronaughtことOrin Waltersは、Bugz In The Atticの中核をなす人物で、彼が中心となったプロダクションにおいては、ハッキリ言ってハズレを引いたことが全くありません。 名前からもわかる通り、アフロ、ラテン的なビートを得意とするも、同時に都会的で洗練された印象も感じさせるそのセンスは、個人的にはLouie Vegaあたりと重なる。 本作と本作を含む1stアルバムは、なぜかR&S傘下のアンビエント系レーベルApolloよりリリース。プロモーションには疑問が残りますが内容は当然超傑作です。 [試聴] 10: Da One Away 『Trash Da Junk』 (Main Squeeze 12″, 2001) Degoによるプロデュース・演奏(・歌も!)に、Kaidiの華麗かつ力強いKey.というキャプ翼並のゴールデンコンビな組み合わせ。そしてメインヴォーカルにはFace嬢を迎えてのミニマリズム全開なファンクチューン!一度聴いたらアタマから離れない、執拗に繰り返される強力なフックは多くの人の耳に残っているはず。 B面の808バージョンも脳内にジワジワ染み入る仕上がりで渋ファンキーな逸品。 [試聴] 次回へ続く。(第3弾はこちら) ※3月13日昼過ぎ頃、iPhoneにてエントリー。16日午前2時頃、修正・加筆済み。 20 best: Broken Beat (FACT mag) vol. 1, vol. 2, vol. 3, vol. 4 #
by soundscope_b2fr
| 2010-03-13 06:36
| 今日の一枚
UKのFACT magazineにて、Broken BeatのBest 20が掲載されています。
Broken Beat(s) (ブロークンビーツ) 90年代後半、ジャングル・ドラムンベースから派生しウエスト・ロンドンにて進化したアンダーグラウンドなムーヴメントは2000年代に入りますます盛り上がりを見せる。 もちろんここ日本でもレコードショップを中心に話題となり、クラブ雑誌などでも特集が組まれ、やがて文字通りのBrokenな変則Beatは人々に耳慣れたものとなって、ある意味では現代のクラブ版ファンクミュージックと言っても過言ではない。(持論) そんなBroken Beatの歴史を振り返るような本国FACTマガジンの名盤20選は、さすが文句なしのチョイスではあるのですが、未CD化の12インチ音源も多く、さらにこれだけの英語をすべて読むのも疲れそうだということで、こちらで勝手に便乗し、極東リスナーである私の視点にて好きに語らせてもらおうという初の試み。 どうか暖かい目でお願いします。 当然、Mr BeatnickさんによるFACTの本文と合わせてどうぞ↓ http://www.factmag.com/2010/03/08/20-best-broken-beat/ 01: Cold Mission 「Drug Store Rude Bwoy (Nu-Era Remix)」 (Reinforced 12″, 1996) まずは本企画の当然中心人物となるイノベーター、4heroの2人による96年の作品でMarcのCold Mission名義の原曲をNu Era名義でセルフリミックスしたレアな1曲。 Innerzone Orchestra 「Bug In The Bassbin」の4hero Remix同様に、ドラムンベースからビートを文字通り"Broken"した、まさに原型というべき実験精神が聴いて取れます。なお、本曲のエレピによるコードの展開はのちに4hero 『Two Pages』収録の「Third Stream」に、ビートは後述するコンピ『Co-Operation Vol. 1』収録曲に、それぞれ再利用されています。 [試聴] (※リンク先の65分50秒くらい~。初めの2分半程トークが被ってます) 02: Misa Negra 『Spiritual Vibes』 (People 12″, 1998) Misa NegraとはDaz-I-Kueの別名義で、本作にはKaidi Tathamが参加し、さらにAfronaughtことOrin Waltersが2パターンのMixを提供という、まんまBugz In The Atticな一枚。Dazらしいストリートの荒々しさ感にKaidiの音楽性、そして後にプエルトリカンに大ハマりするOrinのラテンダブにディープハウスと、今聴くと3人の個性がとてもよく出ていると思う。地味だけど中毒的にハマる曲。 [試聴] 03: Neon Phusion 『The Future Ain't The Same As It Used 2 B』 (Laws Of Motion LP, 1999) Alex Phountzi、Kaidi Tatham、Orin Waltersという、こちらもBugzメンツによる大傑作。かなり12インチカットが多く、当時聴きまくっていたのでどの曲も非常に馴染み深い。特にIG Culture & Bembe Segueとのコラボとなるタイトル曲が群を抜いて素晴らしく、他にもスリリングかつスペーシーなトラック満載。 当時はまだフューチャージャズと呼んでました。 ちなみに「Timecode」はあのAfronaught 「Trancend Me」と同じビート使い。 [試聴] 04: Various 『Co-Operation Vol. 1』 (Co-Operation Recordings 2x12″, 2000) ウエスト・ロンドンを代表するシーンの聖地、"CO-OP"の名を冠した記念すべきコンピ。 当然ながらオール新曲。Nathan Hainesによるフルートのインプロが、ひたすらパーカッシブなディープトラックの上で映えるPhil AsherのPhoojun名義で幕を開ける、アフロ、ラテンな肉感的トラックでまとめられた一枚目とは対照的に、未来感覚溢れる後半二枚目はいよいよ本領発揮。まずAlex AttiasによるCatalystは、同時期リリースの2000Blackレーベル初のコンピ『Good Good』冒頭曲同様のジャジーでコズミックなトラック。そこから流れるように続くNu Era & Pavel Dego Kostiukは、前述のCold MissionのRemixのビートを再び使ってのDego流フューチャーファンクを展開。 さらにこの手の音は得意なSeiji & G Forceに続き、ここでもNeon Phusion節が健在。 ラストはModajiによる浮遊アンビエントトラックと、最後まで隙の無い作品。 [試聴] 05: Vikter Duplaix 『Manhood』 (Groove Attack 12″, 2000) フィリーが生んだ伊達男、Vikter Duplaixのソロデビュー作。地元フィラデルフィアでJazzy JeffのTouch Of The Jazzプロダクションにおけるエンジニアとしてキャリアを積み、その後King Brittとの一連の作品や、Jazzanova 「That Night」などで聴ける透明感とセクシーさをあわせ持った一流のヴォーカルで一躍有名に。 記念すべきソロデビュー作にして何なんだこのトリッキーさとセクシーさは(笑) 試聴して即買いしたのを今でもよく覚えてる。その後レコード針で傷付けてしまい買い直したので2枚ありますが。この曲はGilles PetersonのWorld Wideコンピ第一弾に収録されているので実は聴いたことある人も多いはず。リミックス12インチも存在します。 [試聴] てなわけで、まだたったの5枚しか進んでないのに、棚から必死で探して聴き返して、という作業が異様に疲れるし、内容書き過ぎで全然進まないので、全4回に分けます・・・。 #
by soundscope_b2fr
| 2010-03-11 02:34
| 今日の一枚
3/21のパーティ"Spinning"のフライヤー的なモノを、何もないのもさみしかったのでお遊びで適当に作ってみた。
本当は昨晩作業してたんだけどM'sのことで驚いてアップし損ねてました。 印刷は考えていないのでサイズほか細かいことは無視で。 "Spinning" 2010/3/21 (sun) @渋谷 Bar&Cafe 特異点 Door: 17:00-23:00 Bar Charge: 500yen All Drinks: 500yen! DJs: Matyu (Tokyo Experiment) Shooter (Vinylism) Takesht (b2flog) Guest DJ: beatjunkie (Yokohama Beat Junkie) #
by soundscope_b2fr
| 2010-03-09 11:24
| イベント/ライブ
DJ Akiさんのブログで先ほど知りましたが、笹塚にあるカウンターのみの小さなカレー屋『M's Curry』のマスターが、昨晩突然に亡くなったそうです。
『M's Curry』と自分は始めなかなか出会えず苦労しました。 ニ度訪れるも場所がわからず、三度目にようやく発見したときは運悪く不定期の休業日にあたってしまい・・・。 四度目の正直で初めて入店でき、目にしたのは始めのサラダにかけるお店特製ドレッシングの小瓶をみんなでポンポン叩くおなじみの光景でした。 (のちにコツがわかり、叩くより逆さにして勢いよく振って出すのを覚える) 最初に口にしたのは、忘れもしないチキンカレー。 今まで味わったことの無い奥深いスパイスの香りたっぷりなサラサラのスープにホロホロに煮込まれたチキン。 固めのライスに一緒に盛り付けてある絶妙な漬けキャベツ。 苦労の末たどり着いた味ということを考慮してもここまで衝撃を受けたカレーは初めてでした。 そして何より自分がお気に入りだったのはポークカレー。 もはやカレーというより濃厚スパイシーシチューとでもいうべきあの幾重にも重なるスパイスの香りに、煮込まれたポークや野菜の濃厚な旨み、とっても贅沢感のある甘辛い味わい、ボリューム。 もうどれをとっても一番好きなカレーで、何度行ってももう一度食べたくなるのはいつもあの味でした。 そんな大好きなカレーを、仕込みから調理、給仕、水のおかわりからお会計まですべて一人でこなしていたマスター。 (時々手伝いの女の人が水を出したり会計をしたりしてはいたけど、お客さんに出すカレーやサラダはすべてマスターが担当してました) 一見愛想はないけれど、その背中には自分の作るカレーへのこだわりと、それを食べに来るお客さんへの愛が溢れているのが見て取れました。 僕はそんな昔から通っていた常連というわけではないけれど、もう二度とあの味を味わえないと思うと喪失感でいっぱいです。 マスターのご冥福を心よりお祈りします。 そしていつも美味しいカレーをありがとうございました。 #
by soundscope_b2fr
| 2010-03-09 02:59
| その他の雑記
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