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The Herbaliser Band 『Session 2』 (!K7)

b0000523_2573033.jpgこの週末は風邪を引いてしまい、どこへも出かけることができません。
そんな鬱憤を一気に吹っ飛ばしてくれそうな一枚をご紹介。

Ninja Tune発、実にロンドンらしい内省的ファンキーDJユニットThe Herbaliser。
アブストラクトヒップホップ好きの方なら懐かしいと感じる方もいるかもしれませんが、
今もバリバリ現役。昨年はレーベルを!K7に移し、新作アルバムもリリースしています。

そして今年は彼らのセッションバンドとしての顔、The Herbaliser Bandとして、
Bugz In The Atticでもおなじみの天才マルチプレーヤーKaidi Tathamをはじめ
Chris BowdenやAndy Ross、Ralph Lambといった地元ロンドンの実力派
ミュージシャンたちが再び集結、実に9年ぶりとなるアルバム第2弾をリリース。

前作同様、激アグレッシブなドラム、パーカッション類に腰にグイグイ来るベース、
バリバリのホーン、キーボード類が唸り、そこへファンキー極まりないスクラッチが
炸裂するという、全身踊り出さずにはいられないライブサウンド満載で自身の名曲を
セレクト&カバーしてパッケージング!

しかしそこはさすがのHerbaliser、よくあるただのライブリメイクバンドとは違い、
アゲアゲ・ファンキーな演奏でありながら、アブストラクトなスモーキー感とでもいうか、
クールなカッチョ良さも忘れないという、期待を裏切らない内容には拍手を送りたい。

さらに今では入手困難な前作『Session 1』をセットにした限定盤も出ているので、
この際一気に揃えてしまうのが吉と出ました。

http://www.theherbaliserband-session2.com/

試聴&ダウンロード [iTunes(1&2)]icon/[iTunes(2のみ)]icon
Amazon [DE盤(1&2限定盤)]/[DE盤(2のみ)]
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by soundscope_b2fr | 2009-12-06 02:05 | 今日の一枚

Bahamadia 『BB Queen』 (Good Vibe)

b0000523_21198.jpg今でこそ数多くの女性ラッパーが活躍していますが、その淡々と吐き出すような
独特なフロウと同じく、デビューから一貫してアンダーグラウンドな姿勢を静かに
貫き続けるBahamadia。

同郷のThe RootsやKing Brittのいくつかの作品や、Brand New Heavies、
Ninja TuneのHerbaliser、はたまたRoni Size/ReprazentやTei Towa、
M-Floなんかの作品などでも彼女の声を聴くことができます。

今回は、Gang StarrのGuru、DJ Premierプロデュースによる名作として名高い
デビューアルバムを経て2000年にリリースされた2ndミニアルバムをレビュー。

どこか宙に浮いたような、まさにフィラデルフィアの空気感が感じられる独特の
作品で、未聴の人はもちろんラップの苦手な人にもぜひ聴いてもらいたい一枚。

Intro~「Special Forces」こそ、ストリート感溢れる王道アングラヒップホップという
趣ですが、次の「Commonwealth (Cheap Chicks)」以降、乾いたビートと、
太くてあたたかいベース音、透明感のあるローズエレピなど、浮遊感に満ち溢れた
トラックが並び、ポエトリーにも近いようなBahamadiaの声が心地よく刻まれていく。

「Commonwealth (Cheap Chicks)」


「One-4-Teen (Funky For You)」 feat. Slum Village


Slum Villageの絶妙なフックとの絡みがたまらない「One-4-Teen (Funky For You)」、
そしてなんといってもDweleを全面フィーチャーした2曲(その名も「Philadelphia」と
「Beautiful Things」)は、このために買っても損は無いといっても過言ではないくらい、
ここまで気持ちの良い瞬間って他ではそうそうないな、ってほどの出来映えと思います。

ラストに突如クラシックなドラムンビートが鳴る超クールなトラック「Pep Talk」を
持ってくるあたりも渋い!

季節や年代を問わずオススメできる一枚です。

「Beautiful Things」 feat. Dwele


「Pep Talk」


Amazon [US盤(在庫無し)]
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by soundscope_b2fr | 2009-12-04 02:14 | 今日の一枚

Brian Harden 『Instinctive State Of...』 (Moods & Grooves)

b0000523_2335776.jpg秋の夜長に(もう冬?)こんな名盤はいかが?

Mike Grantによるデトロイトの超良質ディープハウスレーベルである
Moods & Groovesより、Brian Hardenのフルアルバム。2001年産。

本作品は2枚目のアルバムにあたりますが、なんといっても最初から最後まで
アーバンかつ優雅な魅力がギッシリつまった大人サウンドが特徴。

当時はジャジーでスムースな質感がちょっぴり物足りなくも感じたものですが、
今聴くともろストライク。。大人になりました。

Brian HardenといえばReliefやNite Life Collectiveなんかからリリースしている
思いっきりシカゴな人ですが、本作はストレートなディープハウスからテックなトラック、
ダウンテンポやアンビエントまで、かなり遅れて正式リリースされたLP版とくらべると、
大幅に曲数の多いCDでも、アルバム通してトータルで聴くことのできる
非常にバランスのとれた好作品。

とはいえ、全体を通して聴けるファットなビートはやはり紛れも無くシカゴ産のそれだし、
特にシンセ、ストリングス、ピアノの使い方はデトロイトテクノ好き必聴でしょう。

最近めっきり名前見ないけどもう作品作ってないのでしょうか?

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Amazon 取り扱いなし
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by soundscope_b2fr | 2009-12-03 02:34 | 今日の一枚