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Metamorphose 06

b0000523_7374780.jpg今年も行ってきました。会場は昨年と同じく静岡県伊豆市は修善寺の
自転車の国サイクルスポーツセンター。

新宿を夕方に出発し現地到着は20時過ぎ。すでにメインのソーラーステージ
ではSleep WalkerとゲストヴォーカルBembe Segue嬢が演奏中。
どうにか間に合った‥。そして程なくしてからPharoah Sandersが登場!
「Voyage」やっていきなりもう最高潮!終了予定時刻を過ぎるもラストに
Bembe & Yukimi Nagano嬢の二方も再び加わってまさかまさかの
b0000523_7315914.jpg「You've Got To Have Freedom」!!すでに言葉にならず。。

それからかろうじて屋根のある場所にシートひいて(これが後の小雨時にも
役立った)残り2つのプラネットステージ(小山)やルナステージ(体育館)も
行ったり来たり、飲んだり食ったり雑談したりミラーボールと戯れたり・・・
なんというか、このゆるさ加減がメタモ最大の魅力かと。

EyeやらIdjut BoysやらDJ Aki→DJ PatifeやらThe Bays(想像より
b0000523_733617.jpg意外とタフな音してました)やらもろもろ楽しんだ後はいよいよ今年の目玉となる
Manuel Gottsching御大が登場。予告通り丸々一時間かけて「E2-E4」
まさかのオリジナル世界初ライブ!基本の2小節を延々繰り返しながら
変幻自在に表情を変える音捌きともちろん途中から自ら爪弾く生ギターもイン!
終始ドップリ漬かってきました。ここで夜明けを迎えた後は休憩とったりしながら
またダラダラと。ラストは去年と同じくプラネットで。まったりセットのMark Farina
→Calmという流れで気持ち良いそよ風に吹かれながら会場を後に。

デポジット制が導入されたおかげで明るくなったあとのゴミが昨年より
遥かに少なかったのが印象的でもありました。終わった後には修善寺で
温泉とか蕎麦屋とかゆったりした時間を十分に堪能して帰りました。
いいとこなんで来年もぜひまたよろしくお願いします。
(ルナステージの音がもうちょっと良くなれば文句無しです)
http://www.metamo.info/

出演者リスト
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by soundscope_b2fr | 2006-08-29 08:04 | イベント/ライブ

Bruno E 『Alma Sessions』 (Trama/Ether)

b0000523_17411920.jpg続けてこちらは2005年リリースのおそらく3rdになるのかな?
前作『Lovely Arthur』とは打って変わり、ヴォーカル曲を中心に
ソウルフルな要素を多分に含む仕上がり。

冒頭からブラジルの大御所ミュージシャンCesar Camargo Mariano
によるフェンダーローズのとろけるようなソロで始まって、そこにBrunoに
よるストリングスとフリューゲルホルンが入ってくるところでもうゾクゾク。。。

前作同様地元ブラジルのミュージシャンたちによる質の高い演奏に加え、
ちょうど今月に初のアルバムをリリースしたXantone BlacqやTom Ze、
元D'InfluenceのSarah Anne Webb、そしてBrunoの奥さんである
Patricia Marxらをゲストに迎え、かすかにラテンの香り漂うジャジーな
ソウルをしっとり聴かせる好アルバム。

ジャケットもそれっぽいけどこれから夏の終わりの切ない感じにピッタリ
はまるんじゃないかな。ローズの音が好きな人にはたまらないでしょう。
http://www.trama.com.br/portalv2/album/index.jsp?id=4522
http://www.myspace.com/brunoe
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by soundscope_b2fr | 2006-08-24 18:12 | 今日の一枚

Bruno E 『Lovely Arthur』 (Trama/Ether)

b0000523_19535799.jpgこちらはGilles Petersonもお気に入りのブラジル人DJ、プロデューサー
Bruno Eによる2004年のフューチャージャズ傑作。

プログラミングによるシリアスなリズムに地元ミュージシャンによる
生演奏をふんだんに取り入れた、決して温度は高くないけど内に秘めた
熱さが伝わってくる内容はフューチャー・スピリチュアルジャズとでも形容
したほうが良さそう。二重構造になっていてちょっと得した気分になる
CDジャケットの中にはGillesによるライナーノーツが載っていて、彼も
"THIS IS NOT NU JAZZ - THIS IS TRU JAZZ FROM THE HEART"
と言っています。

そうそう、今さら知ったんだけど彼はどうやらPatricia Marxの夫らしい。
聞けばなるほど納得。素敵な夫婦そう。
http://www.trama.com.br/brunoe/lovelyarthur/
http://www.soulseduction.com/common/item_detail.php?ItemID=134048
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by soundscope_b2fr | 2006-08-23 19:54 | 今日の一枚

The Society 『Electronic Bionic』 (Freestyle)

b0000523_2044272.jpgSpeedomatorやSouliveを始め現在進行形なファンクやジャズを
多数リリースするFreestyle Recordsから北欧はデンマーク出身
Thomas HassによるプロジェクトThe Societyが昨年リリースし、
あまり話題にならなかったような気がする1stフルアルバムをご紹介。

北欧ジャズ特有の品のあるピアノやヴィブラフォン、ホーンなどの
メロディに、繊細かつ力強いソリッドなビートはかなり職人芸。
2003年Nite Groovesからの「How's Life (feat. Ovasoul7)」
はKing Brittの監修コンピ『Black To The Future』にも収録され
クロスオーヴァーヒットしたディープハウストラックで聴き覚えある人も
多いと思うけど、アルバム聴いたらそのイメージとまた違ってくると思う。

Ursula Ruckerとの共作「Q & A」は彼女の2ndアルバムにも収録。
そのほか男女ヴォーカルをフィーチャーした曲が多く多彩なスタイルにも
かかわらず一定したセンスが感じられ、かなり使い古された言い方だが
まさにニュージャズ、フューチャージャズという言葉のイメージぴったり。
この辺のリスナーにとってはひさびさの直球バランスの作品では。
http://www.groovedis.com/lp/society/electronic/electronic.html
http://www.freestylerecords.co.uk/
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by soundscope_b2fr | 2006-08-22 19:55 | 今日の一枚

The Nova Dream Sequence 『Interpretations』 (Compost)

b0000523_1871714.jpgDJとして先日の来日でも幅広く間違いのない選曲で楽しませてくれた
フィラデルフィアのプロデューサーKing Britt。これまでSilk 130や
Scuba、Oba Funkeなどの名義でソウルフルなR&Bからハウス、
パーカッシヴなブロークンビーツ、そしてヒップホップと多彩な作風で
ファンキー、シルキー、ディープを巧みに使い分けてきた彼が今度は
新たにThe Nova Dream Sequenceというテクノプロジェクトを始動。

Francois Kの"Deep Space"に触発され、自身が受けたデトロイトテクノ
からの多大な影響をあらためて形にしたと公言している今作は、ミニマルで
トランシーな展開にBasic Channelゆずりなダビー加減が加わって、
これまでになくディープでストイックな渋めの作品となっている。
いまいちアクが薄いような気もするけどさすが安心して聴けますね。
レーベルはここのところやはりテックな傾向を見せるCompostから。むむむ。

曲名は聴く者のイマジネーションを掻き立てようと「Dream 1」、「Dream 2」
というように番号でつけられていて、特に4、7、8、10、11、14らへんの
デトロイトっぽい覚醒的な音とかトリップ感、良いです。
http://www.cisco-records.co.jp/cgi/title/techno/detail_170233.php
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by soundscope_b2fr | 2006-08-22 18:11 | 今日の一枚

Francois K 『Frequencies』 (Wavetec)

b0000523_3275087.jpgFrancois Kによるこの新作は近年の彼のメインのプレイスタイル
である最新テック・セットをミックスCD2枚組というボリュームで収録。

まずCD1は彼が現在ライフワークとする"Deep Space"のような
ダビー&スペイシーな空間テックハウスを中心に展開。Ame 「Rej」や
Nathan Fake 「The Sky Was Pink」のJames Holdenリミックス
といったキラーヒットトラックはもちろん、Henrik Schwarzや
Paul Woolfordあたりのブッ飛べるトラックなどなど、期待を
裏切らない内容。さらにあのDerrick Mayとの共作で完全な新曲(!)
となるCosmic Twins 「Solare Flare」が収録されているのにも注目。

CD2はどちらかというとイメージは2003年『Live At Sonar』の
延長線と言えるだろうか。Modeselektorから始まりCo-Fusion、
Sleeparchive、Mark Broom、Suburban Knight、Joris Voorn、
Jeff Mills、Marco Baileyなどのトラックリストからもうかがえるように
エレクトロ色強いハードなものからミニマル、デトロイトものまでという
よりテクノ色の濃いセットとなっていて、その展開のうまさは流石の一言。

70年代から活動しNYハウスの伝説的DJ・エンジニアとして名を残しながら
現在は完全にDJソフトでのミックスという手法に移行し、常に新たな空間や
最新のサウンドを追求しつづける姿勢にはほんと感服です。
次回の"Deep Space in Japan"は10月とのこと。また楽しみです。
http://www.wavemusic.com/wave-release/207
http://www.cisco-records.co.jp/docs/topics/house/fk_frequencies.php

Tracklisting
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by soundscope_b2fr | 2006-08-14 23:55 | 今日の一枚

Carl Craig 『The Album Formerly Known As...』 (Planet E/Rush Hour)

b0000523_1924738.jpgこちらは長らく廃盤となっていたCarl Craig95年作のファーストアルバム
『Landcruising』を10年の時を経て新たにミックスやリマスタリングを施し、
曲順も改め、未発表曲「Sparkle」と2曲のDubバージョンを加えてリリース
したもの。何やらプリンスよろしくなアルバムタイトルとジャケットも新調。

こうして改めて聴いてみると彼らしく実験的ながらもメロディアスで、さらには
独自のSF観、未来観みたいなものがすごくよく伝わってくる。こういう音って
時代にかかわらず評価されるべきだし、昨今の新たなデトロイトブーム~
クロスオーバーに広く受け入れられる要素が充分にあると思う。ラストに入ってる
Dubバージョンの2曲もとてもいいんですよ。CDはDeltaによるジャケットで
オランダのRush Hourからリリースっていうのも納得だなぁ。良い再発です。
http://www.rushhour.nl/distribution/rushhourrec/rh102cd.html
http://www.cisco-records.co.jp/cgi/title/techno/detail_136444.php

ちなみに現在このRush HourはCarl Craigと同じくデトロイト第2世代と呼ばれる
Kenny Larkinのリイシュー12インチシリーズを出していて、こちらも素晴らしい
内容の名曲揃いなのであわせてオススメしたいのですがCD派には日本企画の
2枚組ベスト盤が去年出てるのでそちらをチェックしたほうが良いかも↓↓
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1066321
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by soundscope_b2fr | 2006-08-09 19:06 | 今日の一枚

Psyche/BFC 『Elements 1989-1990』 (Planet E)

b0000523_7374938.jpgさて来月デトロイトのテクノアーティストCarl Craigの日本企画ベスト盤CD
『From The Vault』が出るそうで重要曲、レア曲をしっかりおさえている納得の
内容っぽいのですが、その前にまずこの初期の作品集をオススメしておきたい。

89年のデビュー作である美しい1曲目「Elements」から、アナログシンセと
たった4トラックのレコーダーを用いて初めてレコーディングされ、あまりにも
実験的な曲だった為に当時Derrick Mayが自らリミックスして収録したという
エピソードを持つ2曲目「Neurotic Behavior」(のオリジナル)を聴くだけで
このCarl Craigという若者がいかに突出した才能を持っていたかがうかがえる。

それから「Crackdown」、「From Beyond」、「Galaxy」、「It's A Shame」、
「Chicken Noodle Soup」などなど、挙げれば挙げるほど全12曲に渡って
文句無しのデトロイトテクノクラシック名曲揃い。

全曲に言えるんだけどほんと美しくて力強い。今から考えると古くチープな機材で
録音されたものだけど、まだまだこの先も何十年と聴かれていくでしょう。リリースは
96年だけどCDはしょっちゅう再発されているので手に入りやすいと思います。
http://www.cisco-records.co.jp/cgi/title/techno/detail_42396.php
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by soundscope_b2fr | 2006-08-08 07:46 | 今日の一枚

Marc Leclair 『Musique Pour 3 Femmes Enceintes』 (Mutek_Rec)

b0000523_1631024.jpg暑い時期に聴くならってことでもう一枚。
こちらはあのファンキーなクリックハウスでおなじみのAkufenが本名でリリースした
2004年のアルバム。最近もこのMarc Leclair名義で来日してました。

カナダのMutekという電子音楽レーベル(同名のイベントも開催されている)からの
この作品はそれまでのAkufenの作風を期待すると少し肩透かしかもしれない。
電子音やチリチリ、シャワシャワしたノイズなどが一定のリズムを刻み、滑らかで
透き通ったシンセが全体を覆う非常に繊細で極めてアンビエント色の強い作品。
しっかりとしたダンスビートはラストのほうでわずかに聴ける程度。全編ほぼノンストップ。

これはほんとに涼しいです。ヘッドフォンで聴くのも気持ちいいけど広い部屋で
スピーカーの距離おいてうす~くかけてるのもいい。これは音量というよりも
音楽自体に静けさがあるため。まるでこのジャケットような綺麗な海の水中を
さまよってる錯覚に陥ります(実際水っぽい音も聴けるし)。

ちなみにタイトルは「3人の妊婦のための音楽」という意味だそうで、
当時実際に彼の奥さんが妊娠していたって事でした。胎教か?
http://www.juno.co.uk/products/171493-01.htm
http://www.mutek.ca/
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by soundscope_b2fr | 2006-08-07 18:26 | 今日の一枚

Luisito Quintero 『Percussion Maddness』 (Rapster/BBE)

b0000523_14263859.jpgMasters At Work、Nuyorican Soulとして、相方のKenny Dopeと共に
世界中の賞賛を浴び続けているトップハウスプロデューサーLouie Vega。

彼が近年力を入れる生演奏中心のプロジェクト"Elements Of Life"に全面的に
参加しているラテンジャズのベテランパーカッショニスト、Luisito Quinteroの
Louie Vegaプロデュースによるリーダー作。もちろんタイトル通りパーカッション
主体でラテンハウスを中心とした仕上がりなんだけど数曲の名曲カヴァーも含め、
巷によくあるそれとは明らかに一線を画している。

まずしょっぱなLuisitoの強力なソロの表題曲でガッチリ掴まれてしまったあとは
さまざまなラテンパーカッションに豊かなベース、しなやかで力強いピアノやホーン、
ギターなどが繰り出す魅惑の世界が広がる、って感じで、そしてここがもっとも
大事なとこなんだけども、全編ラテンの土着的リズム溢れる濃い内容であるにも
かかわらずどこか洗練されてて独特のさわやかさが感じられる。
ここはもちろんLouie Vegaの手腕によるものなんだけど。
これが毎日暑い今の季節にメチャメチャ合う!昼間でも夕方でも夜でもオススメです。
静かに過ごして清涼感を味わってもいいしみんなで集まってパーティなんかでもどうなの!

それからゲストミュージシャン。まずヴォーカルで参加しているのがBlazeのJosh Milanと
Louieの奥さんであるAnane、彼女をフィーチャーしたアルバムも最近出たんだけど
そちらもかなりの良作(しかも美人)。それから残念ながら最近亡くなってしまったらしい
アフロジャズピアニストのHilton Ruizほかさすがの顔ぶれが参加で聴き応えも充分。
ラテン、クロスオーヴァー系のクラブ音楽が好きならまず間違いないと思う。
http://www.bbemusic.com/data.pl?release=RR0060CD
http://hp.ponycanyon.co.jp/pchp/cgi-bin/PCHPM.pl?TRGID=PCHP_SKH_1010~
http://www.myspace.com/luisitoquintero
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by soundscope_b2fr | 2006-08-07 12:38 | 今日の一枚